アスファルト防水仕様
スポットタック工法
 
防水層の 『破断』  『ふくれ』 防止機能
スポットタック工法は、合成繊維を使用した改質アスファルトルーフィングの裏面に部分粘着層が付いたスポットタックHCやスポットタックCを張付けることにより、防水層の 『破断』 『ふくれ』 防止につながるシステムで、熱アスファルトを使用せずに施工することから、環境対応をはかった工法です。

特徴
●1工程で絶縁層と改質アスファルトルーフィング層を兼ね備えており、
  工期の短縮が可能です。
●スポットタック(写真)の張付けは熱をまったく使用しないことから、
  安全で環境を配慮した工法です。
●裏面に部分粘着層が付いていることから下地と絶縁され、脱気シス
  テム(ステンレスブリザーまたはベントユーザー 写真)により防水層
  のふくれを未然に防止する機能を備えています。
ステンレスブリザーは80m2程度に1ヵ所の割合で均等に設置します。ベントユーザーは、立上り部の長さ10m程度に1ヵ所、立上り面に設置します。


強靭なスポットタック
スポットタックHC(冷熱工法用)・スポットタックC(冷工法用)は、従来の改質アスファルトルーフィングシートに比べ引張強度・伸びに優れ、その抗張積(引張強度×伸び)はJIS A6013で規定された改質アスファルトルーフィングシートをはるかに凌いでいます。下地の動きによって起こる外力を緩和させ防水層の破断・損傷を防ぎます。
さらに、高品質な改質アスファルトは温度特性・粘弾性に優れ、低温においても強力な接着力と柔軟さを保ち、低温時においても変化がありません。



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